2022年09月12日

いにしえ


古代エジプト。

香りは

神の領域と交信するための手段で

その身を清めて神格化するものだったそうです。

なかでも「キフィ」という焚香料は

神事やファラオの葬儀、日没に焚かれ

「神々を迎える香水」とも呼ばれていました。


フランキンセンス(乳香)、ミルラ(没薬)などの樹脂を

レーズン、ピスタチオ、オレンジ、ワインと練り込まれて作られていたそうです。

 DSC_4128.JPG
フランキンセンス精油


そんな香りの歴史についての講座をして

その日のトリートメントで

お客様が選んでくださった精油は

•フランキンセンス
•ブラックペッパー
•サイプレス

なんだか、いにしえの真ん中にいるような香り♡


ということで

古代の香りにこのままどっぷり浸かってみようと

「キフィ」の香りを再現するために精油をブレンドしてみました。

フランキンセンス、ベンゾイン、ミルラ、ローズ、ペパーミント、カルダモン、サンダルウッドなど。

まさしく、古代エジプトを体感できるような深〜い香り♪

7歳の長男は

いい匂い〜。ずっと匂っておきたい!!

と言っていました。

本能に響く香り。


今夜、寝室で焚いてみます。

夢の中にクレオパトラが出てくるかも♪


posted by BAIKA at 23:52| アロマ・ハーブのこと